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2019.02.05

2月5日 日経新聞 全国紙朝刊に掲載しました

「人生は屏風」

昭和三十年に食べもんやで生まれ、育ちました。
昭和五十四年、二十四歳で藤尾実業を創業。
そこから「スタートの始まり」です。昭和六十三年にフジセイコーポレーションに名を変えて、
そして、二十年の節目に当たり、新たに平成十一年に、フジオフードシステムを設立いたしました。
平成十四年にヘラクレス市場第一号として株式上場。そして、今年で四十年を迎えます。

紆余曲折の中で、長い年月をかけて、ようやく、東証一部市場に上場を果たすことが出来ました。
こつこつと、一つ一つ、お店を作りながら、一つの目標に辿り着きました。
大なり小なり、色々なトラブルに見舞われながら、いつも一緒にいてくれたメンバー、
そして沢山の人たちのご理解と支えの言葉がありました。
「栄光は常に窮苦の日々にあり」

沢山の人たちのメッセージがあって辿り着いた一つのゴール。
ずいぶん失敗を積み重ねた中で、遠回りをした気がします。
今、こうして、九百店舗のお店、七千名ものパートナー、親子三代、二代で働いてくれている五十八組の仲間たち。
最年長は、九十二歳の女性が元気で働いてくれています。
そして、卒業して、経営者になってくれた三十六名の仲間たち。私の自慢です。

沢山のお店を持って、沢山の仲間と働く。沢山の雇用を生むことは社会的意義のある事と教えられました。
これからもひたすらに、愚直に走り続けたいと思っています。
厳しい時に、辛い時に、それでも温かいお声をかけて頂いた皆様に感謝をしながら、
そして、大好きだった親父が亡くなって三十年が経ちますが、「人生は屏風だ、まっすぐには立たない」
「みんなと一緒に働け」その言葉を胸に刻んで。

いよいよ「スタートの始まり」です。
沢山の仲間と手を携えて、必要とされる企業、お店を作って参ります。

今後もよろしくお付き合いください。ありがとうございます。

株式会社フジオフードシステム 
代表取締役社長  藤尾 政弘

紙面はこちら
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